空の色は何色?2007.7.12
太陽の光の色
光も波
光は電磁波(でん じ は)という波の一種です。
1つの波(山から山)の長さを波長といいます。わたしたちが目で見ることができる光の波長は,380〜700 nm(ナノメートル)です。波長の長い光は赤色,波長の短い光は紫色に見えます。
赤よりも波長が長くて人の目に見えない光を「赤外線(せき がい せん)」,紫より波長が短くて人の目に見えない光を「紫外線(し がい せん)」といいます。
光をプリズムに通すと?
光をプリズムに通すと,光は屈折します(進行方向が変わります)。そのとき,波長によって屈折する角度が異なるので,プリズムを通った光は色が分かれて見えます。
みなさんは虹を見たことがありますか?
太陽の光は,いろいろな色が混ざって白く見えます。
太陽の光が空気中にある水滴を通るとき,水滴がプリズムの役割をすることがあります。このとき見えるのが虹です。
色が見えるのはなぜ?
ものに光が当たるときには,吸収される光と反射される光があります。
反射された光がわたしたちの目に届き,色として見えます。吸収された光は目に届きません。
「色が見える」とは,その色(波長)の光が目に届くということなのです。