3月の天体図2018年






3月は、2日と31日に満月があります。
最近は、月に二回あるときの最後の満月をブルームーンと呼ぶことがあります。その起源ははっきりとはしていません。アメリカの農業暦に、春分・夏至・秋分・冬至で区切られた季節の中に4回満月があるときに、その3つ目をブルームーンと呼んだ。という記録があるようです。その意味からすると今回はブルームーンではありません。
北の空では、おおぐま座が天高くに昇ってきました。北斗七星から北極星を探し出すのに便利な季節になりました。
今年は6日が啓蟄です。暖かくなって冬ごもりの虫が出て来るころという意味です。
また、春分の日は21日です。この日は、ほぼ真東から太陽が昇り、ほぼ真西に沈みます。昼と夜の長さが同じと思われることがありますが、残念ながらそうではありません。
東の空には、しし座が昇ってきました。ししの大鎌の観察の好機です。