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73 会目

第73会目 冷た〜いお話(前編)

下のように,氷に温度計を触れても,なかなか 0 ℃ までも下がりません。

氷に温度計を触れて測定


左のように,氷に温度計を触れても,なかなか 0 ℃ までも下がりません。


そこで,氷にキリで穴を開け,温度計の球部が隠れるぐらいの深さになるまでマイナスドライバーでこじ開けました。

このとき氷が割れないようにするのが,なかなか困難。やっとのことでできました。


さて,そこに温度計を入れ,しばらくすると…

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氷に穴を開けて測定

おー,『ジャスト 0 ℃』

マスター,すると答えは(ア)0 ℃ なのね。

え〜,氷って 0 ℃ なの?

だって,もし −20 ℃ なら,最初の氷が融け出したときのまわりの水は 0 ℃ よりずっと低くなるはずでしょ。
でも,さっき氷が融けている間,まわりの水はずーっと 0 ℃ だったじゃない!

なるほど。でも,温度計の球部付近の氷をよ〜く見ると,

あれ? 水っぽい。

ということは,これは氷の温度を測っているのではなくて,どうも氷が融けた水の温度を測っているんじゃない?

うーん,そうだね。どうしよう……

それでは…

みなさんだったら,どうやって氷の温度をはかりますか?

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