その前に…
(ア)の小さなタイル形の鏡をたくさん敷き詰めてもよいのでは?
と思った方はいませんか?
実際に劇場などで利用されているミラーボールは,スポットライトを浴びてキラキラ輝いて見えますよね。でもミラーボールでは,光が当たったいくつかの小さな鏡から,反射の法則で鏡1枚ごとに決まった向きに反射されます。そして,その光が目に届くのは,その向きにたまたまいた人だけなのです。
Aの人には見えるが,
Bの人には見えない!
実際に劇場などで利用されているミラーボールは,スポットライトを浴びてキラキラ輝いて見えますよね。でもミラーボールでは,光が当たったいくつかの小さな鏡から,反射の法則で鏡1枚ごとに決まった向きに反射されます。そして,その光が目に届くのは,その向きにたまたまいた人だけなのです。
でも,たいていキラキラ光って見えるよ。
そうですね。
写真をよく見ると,スポットライトの光は10数枚の鏡に当たっていますね。
それにミラーボールが……
あー,回転している。
そうです。
反射された光が回転して,たくさんの人に見えるのですね。
さて,本題に戻りましょう。
先ほどのサイコロ形の鏡は『コーナーキューブ(ミラー)』と呼ばれています。
では,
この自転車の反射板に使われている『コーナーキューブ(ミラー)』に光が当たると,どうしてまばゆく輝くのでしょうか?
ここで,お茶でも飲みながらじっくり考えてください。
そう言われても… マスター,ヒントは?
…そうですね。では,
今,Aの方向から光が鏡に当たりました。
その光は,どのように反射していくか考えてください。
考えた方は… (next page↓)