今会は,霧吹きにこだわってみました。
たかが『霧吹き』ですが,形,仕組み,作用,いずれも様々です。
マスター自身,このサイエンスCAFÉの話題づくりをしていく中で,モノを観る目が少しずつ変わってきた気がします。
マスターの高校時代の物理の教科書『物理B:好学社』(40うん年来の愛読書で,今やボロボロになっていますが…)には,
「…定常流では,流れの速いところでは圧力が小さく,遅いところでは圧力が大きい。…これをベルヌーイの定理とよばれている…」
とありました。
例えば,口にくわえて垂れ下った紙をブーッと吹くと,紙は上に持ち上がります。どうしてそうなるのか,試しながら考えてみてください。
(その最たる応用が,飛行機の飛ぶ原理(翼の断面の形)です)
(その最たる応用が,飛行機の飛ぶ原理(翼の断面の形)です)
(c) by マスター(後藤富治)