晩秋に埼玉県の毛呂山(も ろ やま)の「ゆずの里」に,ゆず入りうどんを食べに行きました。
すると,その近くに小さなバラ園があったので,ちょっとのぞいてみることにしました。
ほとんどのバラはもう散ってしまっていましたが,そのとき「どんなバラにも実がなるのかな?」と頭の片隅に残っていた記憶が目覚めました。
どれどれと中に入っていくと,散ったバラの向こうに,ナンテンのような赤い小粒の実がたくさん見えてきました。
なんでバラ園なのにバラ以外のものを植えているのだろう?
不思議に思いながら近づいていくと,立て札に「バレリーナ」と書いてあり,よく見ると,まだ花が少し残っていました。
花を見てみると…
まさしくバラです。
ナンテンに見えたのは,このバラの実だったのでした。