水滴がいろんな色に輝くのは,水滴がプリズムの働きをしたからです。
え? …プリズム?
水滴の向こうに太陽があり,その太陽の白色光が水滴によって屈折して,いろんな色に分かれたわけです。
ちょうどよい資料が見つかりましたので,ご覧ください。
サイエンスCAFÉの大家さん,大日本図書発行の中学校理科教科書『新版 中学校理科1分野上』(平成18年版)のp.23です。
実際にそのようになるのか試してみました。
どうです?
太陽の白色光が水によって7色に分かれましたね。
せっかくですから,この7色を拡大してみましょう。
赤,だいだい,黄色,緑,青,藍,紫…と7色が数えられますか?
国によっては,虹色を6色と言ったり(アメリカ,イギリス),5色と言ったり(ドイツ,中国)とさまざまです。
縁側で7色の水滴を見たのは,雨上がりの15時30分ごろ。しかも,太陽高度の低い1月21日のことでした。
みなさんも,雨上がりに物干し竿についたしずくをいろんな角度から見て,ルビー,エメラルド,サファイアの輝きに出会ってみませんか? きっと感動ものですよ。