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土地のつくりと変化/地層アイコン

関東ローム層|くずはの広場

関東ローム層|くずはの広場

秦野盆地にある葛葉川では、峡谷をつくる河岸の崖に粘土質の茶色い地層とそれに挟まる黄褐色や白色の地層がいくつも積み重なっている様子を観察できる。この地層は、約13万年〜12万年前以降に堆積した関東ローム層であり、火山灰や軽石、スコリアなどの火山噴出物に由来する細かい粒子をもととしている。黄褐色や白色に見える地層は、主に西側の箱根火山の爆発的噴火によって空から降ってきた火山灰や火山礫が堆積したものである。
【協力:神奈川県立生命の星・地球博物館】

この場所では秦野盆地の断面が見えています。関東ローム層は流れる水の影響を受けない陸上で堆積したものです。一方、川沿いに関東ローム層の上下を探ると、丸い礫からなる礫層があります。これらの礫層は、過去に河原で堆積したものです。