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金ぞくの体積のかわり方

教科書のなかみ

4年生の『ものの温度と体積たいせき』では,空気や水はあたためると体積がふえ,ひやすと体積がへることを学習しました。同じように,金ぞくもあたためたりひやしたりすると体積がかわりました。

金ぞくは,種類しゅるいによって,体積のかわり方がちがいます。
例えば,鉄が 0 ℃ で 100 m あったとすると,40 ℃ で 6 cm 長くなります。また,アルミニウムでは 9 cm 長くなります。
そこで,2種類の金ぞくをはり合わせると,「温度がかわると曲がる」金ぞくの板ができます。

バイメタルのしくみ

この板は,温度によってスイッチのオン・オフを自動的に行うそうちに使われています。
下の図のように,はじめは,板がまっすぐになって金属がつながっているので,回路となって電気が流れています。これがオンです。 温度が上がると,板が曲がってはなれるので,回路が切れて電気が流れなくなります。これがオフです。

バイメタルを使ったスイッチ

このような板は,バイメタル(bimetal)といわれています。バイ(bi)は,2つという意味です。このバイメタルは,アイロンやホットプレートなどの温度を調節ちょうせつに利用されています。

アイロン

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