vol.28 - No.4 (2026年5月15日)

4月も中旬を過ぎたころから、ミカンやユズなどの柑橘類のつぼみが目立つようになりました。5月に入ってからは次々と花が開き、柑橘類特有の香りを漂わせています。昨年この時期に接ぎ木した短い枝にたくさんの花をつけて驚かされた3本のレモンの枝は、今年は3本3様で、しかもどれも花を咲かせていません。大きな実を1つつけた枝は、冬の間も葉をつけ4月には新しい枝をのばし始めました。4個実をつけた枝は、葉を1枚もつけず、昨年のびた小さな2本の枝だけになっていて新しい葉をつける気配がありません。そして3個実をつけた最後の枝ですが、ついた実をずっと収穫せずにいたことが原因なのでしょうか、新しい枝も葉もないばかりか、接いだ枝が枯れてしまったのではないかと思われる状態です。どの枝も上手に接げたと喜んでいたのですが、枝に無理をさせてしまったようで、接ぎ木した枝の扱いについてよく調べて対応すべきだったなと後悔しています。キウイに対しても、新しい枝をのばし始めた4月に不用意に古い枝を切り、慌てる結果となっていました。新しい枝がたくさんのび始めたために、混み合った場所の古い枝を切り落としたときのことです。根から吸い上げた水が切り口からたくさん流れ出し、いつまでもその流れが止まらなかったのです。出血多量の失血死のことが頭に浮かび、切り口にラップをかぶせ粘着テープでぐるぐる巻きにしたり、切口を焼いてみたりと色々なことをしたのですがなかなか止まりません。あきらめてそのまま放っておいたところ自然と止まり安心したのですが、木にダメージを与えたことは確かかと思われます。今年はハッサクの木の背丈を低くしようと枝の切りつめ作業をしています。選定作業ばかりでなく、何事を行うにしても注意深くよく考え、しっかり調べて行わなくてはと思うようなことが多くなりました。

さて今回は、ウスイロササキリの2回目、幼虫が育つようすの紹介です。