vol.28 - No.1 (2026年4月1日)
正月を過ごしてからあっという間に3か月が過ぎ、新年度がスタートする4月になってしまいました。入社式に始まり入学式や始業式と、新しい思いでスタートする人も多いことでしょう。そんな節目が身近でなくなった私の生活は、自然の変化に目を向けていないと、だらだらとした区切りのないものになってしまいます。ですが、今の私には、木々の芽吹きが新年度のスタートになっています。山がみるみる緑に変わり、林の中が一変します。寒さが峠を越した林の中で、日差しの差し込む場所に花を咲かせる草花に出会えるのは、ほんのわずかな期間です。庭のフクジュソウの開花が、そんなときを迎えたことを知らせてくれます。今は、食べきれなかったハクサイやキャベツ・ダイコンが春を感じて花茎をのばし花を咲かせ始めました。ブロッコリーは、花を咲かせないように、せっせとつぼみを摘み取って食べています。それでも、収穫し残したつぼみがちらほら黄色い花になってしまっています。ミツバチがやってきて蜜や花粉を持って行くので、それはそれでよいのですが…。昨年秋には見かけることが少なくどうしたのだろうと心配したモンシロチョウも、どこからかやってきてあちらこちら飛び回っています。やはりにぎやかな方がいいですね。木の芽がふくらみはじめ、春本番へと着実にそして生き生きと、いつもどおりの春がやってくることに心が癒される毎日を送っています。ですが、そんな幸せが誰にでも平等に与えられているわけではないことを、忘れてはいけないなと思わせる世の中が残念です。
さて今回は、ほこりが集まったようなわずかな土の上にでも芽を出し、力強く育つ外来種のペラペラヨメナ、別名エリゲロンが育つようすを紹介します。