vol.27 - No.21 (2026年2月1日)
また一年で一番寒い時季となりました。夏の暑さの中では冬の方がまだいいと思いながら過ごし、冬になるとまだ夏のほうがよかったなどと思ってしまいます。今季一番の寒さなどと天気予報で報じられる1月の中旬でしたが、まだ庭では1mmほどのうすい氷が2回張っただけです。昔は1cmを超える氷が張った記憶があるので、このくらいの寒さでへこたれてはいられないと、畑や庭に出て冬ならではの作業や撮影をしています。太陽の光を浴びるととても暖かく、ときには暑いとさえ感じられます。日照時間が日に日にのびるこれからは、太陽から受ける熱量は着実に増えていきます。縁側で日向ぼっこをしながら気持ちよさそうに居眠りをするおばあちゃんの姿が目に浮かびます。そんな私は、日差しのありがたさを十分理解しているつもりです。縁側を造る余裕はありませんでしたが、南に面した1階の3部屋すべてに掃き出しと呼ばれる床までの大きな窓があります。そのため日差しの入る日中はぽかぽかで暑いほどです。日中温まった部屋は、夜になっても気温の下がり方が穏やかで、朝には他の場所よりわずかですが暖かさを感じます。最近、南側の窓が小さかったり、ときには窓がなかったりする家を見かけるようになりました。ですが私は、防犯・中を覗かれたくない・中の物が痛むなどということよりも、太陽エネルギーを上手に利用することの方を大事にしたいと思っています。そうして一番寒いこの時期を少しでも快適に過ごせたらと思います。
さて今回は、今のこの時期きれいな赤い実をたくさんつけて美しい、街路樹としてもよく植えられているクロガネモチを選びました。花が赤い実をつけるまでのようすを中心に紹介します。