vol.23 - No.07 (2021年7月1日)

6月の上旬にウメの実を収穫しました。収穫量についてはある程度予想していましたが、結果は予想を下回り、総重量は2kgを少し超えた程度でした。2月には、木全体を覆うように花を咲かせていました。そのため、今年こそはたくさん実るだろうと期待しながら実が大きくなるのを観察していました。ただ、たくさん花が咲いても気がかりなのは、しっかり授粉して実が育ち始めるかということです。花を観察するというよりも、花を訪れる虫を観察していたといった方がよいほど、毎日花から花へと飛び交う虫の姿を探していました。ところが、実際に昆虫の姿が確認できたのは1度だけ。これはまずいと思い、隣に植えた2本目の小さなウメの木の花をつまんで人工授粉を試みました。その結果もさんざんで、人工授粉を試みた花は1つも実になりませんでした。また、収穫できた実のつき方にも偏りがありました。狭い範囲に密集して実っていたり、1本の細い枝にずらずらと7つも8つもついていたりしました。そこから導き出した答えは、ほとんど昆虫が訪れなかったことと、訪れた場合にも狭い範囲で吸蜜し、ウメの木の花をまんべんなく結実させるには至らなかったということです。改めて、植物にとって花を訪れる昆虫たちがいかに大切かを痛感しました。また庭には殺虫剤はまかないようにしようとも思いました。

さて今回は、6月に花の見ごろを迎えていたアジサイが、さし木によって新しい株に育つまでのようすを紹介します。