vol.22 - No.13 (2020年11月1日)

10月に入ってからは、1日の最高気温が20度を下回る日が目立つようになりました。ブラインシュリンプの卵は水温が低いと孵化率が下がってしまうのですが、色々と工夫して卵を孵化させ、今でもシオカラトンボの幼虫に餌として与えています。ブラインシュリンプの他にも、蚊の幼虫のボウフラを与えたり、観賞魚店にイトミミズを扱っているか問い合わせたりして、別の餌を探してみています。ところが、ボウフラは、捕まえるのに手間がかかる割には上手に食べてくれません。また、イトミミズは、私の知っている観賞魚店はみな扱わなくなってしまい、手に入れることができませんでした。そこで、そろそろ撮影用の数匹だけ残し、あとは庭の小さな田んぼで、自力で生活してもらおうかと思っています。ただ、終齢幼虫にまで育った数匹は、撮影のためにこれからもずっと部屋に置いて飼うことになります。シオカラトンボは幼虫で冬越しをするので、来年の4月ごろまでは羽化しません。問題はその冬の間の餌です。気温が低くなるので餌はさほど必要がないと思いますが、共食いを防ぐ対策をしながら、ボウフラ・赤虫(ユスリカの幼虫))・小さなミミズなど、何かを見つけたときには与え、それで何とか春まで待てればと思っています。

さて今回はマユミの2回目です。花を咲かせ、きれいな実をつけるまでのようすを紹介します。