vol.20 - No.20 (2019年1月15日)

私は果物が好きで、毎日何か食べています。昨年の秋にはたくさんのカキを食べました。その半分は庭で収穫したものでまかなうことができました。庭には、カキの他にもミカン・ハッサク・リンゴ・キウイの木があります。今はリンゴやミカンを食べています。ミカンは昨年より大幅な豊作でした。お正月前後にたくさん食べたのですが、まだ残っています。味もよいので、おすそ分けをしています。ミカンの次はハッサクを食べ始めます。すっぱさや多少の苦味のために、家族はだれも食べなかったハッサクですが、近年そのすっぱさは甘味に変わり、苦味もなくなってきました。そのため、昨年は50個以上人にあげることができました。その後も残りを毎日1つずつ食べていたのですが、なくなるまでに4ヶ月もかかりました。今年も、ハッサクの木にはきれいな黄色の実がぶらぶらとたくさんついて重そうです。ただ、リンゴとキウイにはまだ実がつきません。リンゴは育て始めて7年目。メインの木にはまばらにしか花がつかず、受粉用の木にいたっては一輪の花も咲いていません。リンゴやキウイの実が収穫できるようになるにはまだ何年もかかりそうです。それでも、1年のうちの8ヶ月ほどは庭にできる果物を食べて過ごしていることになります。そう考えると、自分で育てた果物を食べて過ごせることは、ぜいたくなことかもしれません。生き物として、自分の力で食べ物を育てることの幸せを、多くの人に伝えることができたらと思います。

さて今回は、成長するようすではありませんが、冬でも暖かい沖縄地方で見られるチョウを紹介します。