vol.20 - No.04 (2018年5月15日)

我が家の庭の畑では、体が大きくなる植物はなかなか育てられません。スイカやメロン、カボチャといった植物は、2〜3株も植えるとそれだけで庭がいっぱいになり、他の植物が育てられなくなってしまうのです。しかし、いろいろな植物の育つようすを記録したいので、今年は大物を育てることにしました。育て始めたのはプリンスメロンとユウガオです。今は苗を育てている最中なのですが、問題が2つ起こってしまいました。1つめはプリンスメロンを育てていたときに起こりました。プリンスメロンの種は高価で、しかも1袋に12粒しか入っていません。そこで、5つを標本用に残して7粒をまきました。発芽率がよくすべてが発芽したのですが、そのうちの6本がナメクジに食べられてしまいました。残ったのは1本だけです。もう1つの問題はユウガオの方です。発芽までの日数が長いので、発芽するのか心配になってしまいました。ようやく発芽したと思ったら、開いたふた葉にはどれにも傷があってきれいではなかったのです。葉の一部が欠けていたり、茶色くなっていたり、しわになっていたりと、発芽の見本にするにはどれもよい状態ではありません。そんなわけでプリンスメロンは1株だけ、ユウガオは比較的きれいなふた葉のものを2株選んで撮影を始めました。スタートからいろいろあってこれからが心配です。

さて今回は、シモフリスズメという「ガ」が育つようすです。庭でみつけても喜ぶ人は少ないと思いますが、いつもより詳しく3回に分けての紹介します。