vol.19 - No.24 (2018年3月15日)
以前、ヒキガエルで大変な経験をしたことがあります。卵でいっぱいになった池が酸素不足となり、卵が腐ってしまったうえに池の金魚たちまでもが死んでしまったのです。昨年秋に庭の片づけをしていたとき数匹のヒキガエルがいることはわかっていましたが、今年はまさかと思っていました。ところが、3月に入ってから暖かい日が続いたせいでしょうか、3日の夜に盛んに鳴くオスの声が聞こえ始めました。翌日の朝、池をのぞいてみると、何と2組のカップルと、それを取り巻いてうろつく4匹(計8匹)のヒキガエルがいるではありませんか。そのようすを見て、以前のことを思い出してしまいました。あまりたくさんのヒキガエルに鳴かれては近所迷惑にもなります。そこで、そのヒキガエルたちを捕まえて水槽に入れ、山の中へと車を走らせました。そして、小さな川の近くにそっと置いてきました。しかし、その夜もまた、池の方から鳴き声が聞こえてきます。翌朝池をのぞいてみると、カップルは5組。3匹でもつれ合うものもいます。合計で17匹。何でこんなに。いったいどこから。心苦しさはありましたが、このヒキガエルたちも山奥に移り住んでもらうことにしました。それでもまだ数匹残っているようです。もし卵を産んでも、庭の池では育てないようにしようと思っています。
さて今回は、生き物の成長するようすではありませんが、公園に来る鳥たちを紹介します。公園といっても街中の公園ではなく、川のそばや山の近くにある公園で見られる鳥たちです。