vol.19 - No.18 (2017年12月15日)

今年もあとわずかとなりましたが、来年春の学習のための学級園準備はできているでしょうか。私の勤める学校の学級園は、通称三角花だんと呼ばれていて、三角定規の直角三角形のようになっています。そして、その中を台形・平行四辺形・長方形・直角三角形などに通路で区分けして、各学年が場所を決めて使っています。直角三角形の部分が3年生の花だんで、登下校用の通路に面しているます。常に観察用の草花が植えられていることが理想なので、いつもはアブラナやヒマワリ、チューリップにホウセンカなどが植えられます。今年はその3年生の三角花だんを、教科書の挿絵に合わせて充実させることにしました。直角の部分を右下に見て左の一番とがった部分の縦1mほどにスイセンを植え、仕切りにサクラソウの苗を植えました。その隣にはアブラナ、60度になっているもう1つの角にはスイセンを正三角形になるように集めました。そして、アブラナの端からスイセンまでの直角を挟む縁には、L字型1列にクリサンセマムノースポールを植えました。苗はすべて春に花を咲かせていたものからこぼれた種から発芽がしたものです。スイセンも含め購入したものは一つもありません。残った部分には大小二つの円を作ることにしました。大きな円の中心にはアリウムギガンチウム、それを取り囲むようにキンセンカ、次の円には毎年保護者からいただくチューリップを二重に、最後の円には毎年たくさん苗ができるクリサンセマムノースポールといったように作りました。もう1つの小さな円はチューリップを密に植え込んで作ります。いつも遅れがちなチューリップを植え込み、その周りの隙間をクリサンセマムノースポール、最後に大きな円の右側の隙間をワスレナグサでうめました。作業は12月に入ってからすぐに行い、ようやく準備が終了しました。文章で説明するのは難しいですが、花だんのようすを思い浮かべることができたでしょうか。これからは、花の咲く春の姿を思い描きながら、こまめに雑草取りを続けます。

さて今回は、アマガエルの2回目です。足がすべて生え、カエルらしくなって大人になるまでのようすです。