vol.19 - No.08 (2017年7月15日)

早いもので一学期もあとわずか、学級園の草花の成長と観察は順調だったでしょうか。私の学校では、こぼれ種から育ったヒマワリが5月のうちから花を咲かせ、今は葉のつけ根から何本ものびた枝先にひとつずつ花をつけています。3年生の学習用ホウセンカは土を掘り返すたびにあちこちから芽を出します。種をまいたものとこぼれ種から発芽したものを合わせると、10cm・20cm・30cmといろいろな背丈のものがそろいます。発芽して間もないふた葉のようすから花を咲かせているものまでさまざまな段階を見ることができます。水やりなどで失敗して枯れてしまっても「あとは教科書だけで」などとあきらめないでください。ホウセンカは、春にまいたものが上手に育たなかったとしても、6月末までは何度でも育てなおすことができます。そうした意味でも、ホウセンカは、植物の成長の学習にとても適した教材だと思います。

さて今回は、ナミテントウです。以前ナナホシテントウの紹介はしましたが、ずっと前のことで、おまけの動画がありませんでした。そこで今回から3回(7月・8月・9月)に分けて詳しく紹介したいと思います。