vol.18 - No.20 (2017年1月15日)

昨年の暮れに、雪をかぶった合掌造の民家の撮影がしたくて白川郷と五箇山に行ってきました。しかし、1日目は全くと言っていいほど雪がなく当てが外れてしまいました。あきらめきれず次の日に期待していたところ、夕方からちらほらと雪が降り始め、幸運なことに翌朝には雪が積もっていました。雪の積もり方にやや不満はあるものの、真っ白になってしまうよりはよい写真が撮れたと満足して家に帰りました。雪の中の白川郷では、夢中になって撮影していたこともあり、寒さを感じなかったのですが、何と、夜に帰り着いた自宅の部屋で強く寒さを感じることとなりました。その原因は、3日間シャッター雨戸を閉めっぱなしにしていたことにあります。今までも、冬は南側の窓から入る日差しの暖かさをありがたく思っていました。その暖かさが夜までも部屋の温度を保ち、家全体を暖かくしてくれていることも十分実感していたつもりです。ですが、3日間でここまで違うとは。冬の太陽のありがたさを、これまで以上に心に刻みつけられることとなりました。

さて今回は、新年最初から番外編となりますが、昨年晩秋に北海道に出かけた時に撮影した動物たちを紹介します。