vol.18 - No.02 (2016年4月15日)

日がのびて暖かさを感じるようになると、まず草花が成長を始めます。それに続いて草花を食べ物とする昆虫たち、その次に昆虫を餌として子育てをする鳥たちへと、順に活気が伝わっていきます。4月に入って我が家の庭にも、モンシロチョウが舞い始め、ハチやアブの仲間もたくさん花にやってくるようになりました。また、あちこちでテントウムシやカメムシが歩き回る姿も目にするようになりました。被写体の種類は充分なのですが、さらに欲張って4月の上旬に色々な草木の種をまきました。エゴマ・スズメノエンドウ・メナモミ・ニラなどの草。ヤマザクラ・リンゴ・サルスベリなどの木。全部発芽してしまったら場所の確保や世話が大変になることは承知の上です。半分くらいが発芽してくれたら十分かなといった程度の気持ちで、昨年集めた種を、発芽の条件などもよく調べずにかなりいい加減にまいたというわけです。この中から成長のようすを撮影できるものがいくつ芽をだしてくれるでしょうか。

さて今回は、キイロテントウが育つようすを紹介します。成虫で越冬し、4月〜5月が出現期とされています。