vol.17 - No.21 (2016年2月1日)
この冬は例年とは大きく違って、1月になるまで冬らしい寒さになりませんでした。私が住む横浜で気づいた、いつもと違う自然のようすをいくつか列記してみます。(1)1月に入るまで霜が降りなかった。(2)家の庭にある池に氷がはらなかったため、池のホテイアオイに緑色の部分が残っている。(3)いつもなら3月から4月に花を咲かせ始めるサクラソウやキンセンカが花を咲かせてしまった。(4)霜に弱いアフリカホウセンカが花を咲かせていて枯れていない。(5)ミツバチがまだ子育てを続けている。(6)その他にも発芽した植物がある。といったように、さまざまな異変が起きています。学校でも、本来は花の少ない時期なのに、花だんには色々な花が咲いていて、もう3月なのかと思えるほどです。咲いている花を見て、きれいでいいななどと気軽には言っていられません。よくないことが起きなければと心配していた矢先のことです。育ちすぎた草花が18日の大雪でつぶされてしまいました。こうした異変の一因になっているのが化石燃料の使いすぎであると私は考えているのですが、その現実を少しでも多くの人に感じてもらいたいと思っています。
さて今回は、寒い今の時期に花を咲かせるロウバイを紹介します。咲く花のようすがきれいなので、今回と3月の2回に分けて紹介します。