vol.17 - No.24 (2015年12月15日)

今年もあと2週間ほどとなってしまいました。昼間の時間がもっとも短くなり、野外で自然にふれあえる時間もぐんと減ってしまいました。これからは室内で過ごすことが多くなるので、生き物の撮影より撮影をした写真の整理をすることが多くなります。写真をたくさん撮りためても、必要な時に必要なものがさっと探し出せなくては無駄になってしまいます。そこで私は、検索ができるように、撮影したものの名前・保存場所・画像情報・撮影日をエクセルに記録してデータベース化していました。ですが、最近は別の方法にしています。私が、かつてのフィルムカメラからデジタルカメラでの撮影に本格的に切り替えたのは2003年ごろです。その頃と比べると、コンピュータの処理能力は飛躍的に向上しました。フォルダに入れた画像・映像のサムネールがさっと表示されるようになりました。加えて、長いファイル名も問題ありません。撮影したものの名前だけでなく、画像情報などもファイル名に加えることができます。そこで今では、構図など変えて数枚撮影した画像の中から保存するものを選び、名前と撮影情報をファイル名としてつけ、1つのフォルダ内にまとめて入れるだけにしています。画像は5000枚をひと区切りとして保存していますが、それでも、フォルダを開くと五十音順に並んだサムネールがさっと表示されるため、目指す画像に簡単にたどり着くことができます。動画クリップも同じような方法で保存しています。便利になったものです。

さて今回もまた、大きくなってほしいと思う人が少ない生き物です。今の時季の画像ではありませんが、キアシナガバチが育つようすを紹介します。