vol.17 - No.24 (2015年10月15日)

夏の強い日差し対策のために、毎年緑のカーテンを作っています。今まではアサガオやゴウヤだったのですが、今年はオキナワスズメウリにしてみました。ぐんぐん育つうえに葉が大きいので、床まである大きな窓でも全面の光をさえぎってくれます。十分な緑のカーテンとなったのですが、かなり重くなったため、8月の風の強い日に、一瞬にして窓の外の景色がすべて見える状態となってしまいました。二階のベランダの手すり縛りつけていたひもが切れたのです。そこで、ひもを強いものにかえて再度引き上げました。その後は無事に日差しをさえぎってくれています。9月下旬からは茶色の葉が目立ち始め、今では茶色のカーテンになりつつあります。大きな葉の中に緑や赤の球状のオキナワスズメウリの実がぶらぶらと下がっている姿は、イルミネーションのようです。茶色の葉をみな取り除いたらさぞやきれいだろうなと思いますが、毎日色々なことに追われていて、手をつけるゆとりがありません。

その緑のカーテンにからみついたアサガオの葉に、ホオズキカメムシの卵が産みつけられていました。今回は、その卵が成虫にまで育つまでのようすを紹介します。