vol.17 - No.13 (2015年10月1日)

9月は大雨と洪水、火山の噴火と地震など、色々なことが起きました。そして、私の飼うミツバチたちにとっても大変な月となりました。9月になるとスズメバチやオオスズメバチがミツバチを襲撃します。被害を最小限にするために毎年苦労するのですが、今年はこれまで以上に大変なことになりました。台風通過後などに太陽が照り始めると、スズメバチたちは大挙してミツバチに襲いかかります。雨が降っている間は餌が取れないためです。これはいつものことなので覚悟していましたが、今年は台風一過でもない曇り空の中でスズメバチの襲撃がありました。そろそろ危ないころだとと思い、ミツバチを守るための装置を巣門の前に取りつけておいたのですが、役に立ちませんでした。2つある巣箱のうち片方にミツバチがいなくなってしまいました。スズメバチの襲撃にたまりかね、みな巣箱を捨てて外に出てしまったのです。気がついた日の夕方近く、ミカンの木の枝に玉のようになって過ごすミツバチの群れを発見し、何とか巣箱に戻すことができましたが、その数はもとの3分の1にもなりません。もう一つの巣箱から加勢してもらうことで、やっと一群が維持できている状態です。これ以上スズメバチに襲われたら全滅です。そこで今は、巣門を閉ざして監禁状態にし、私が番をすることができるときだけ開けるようにしています。スズメバチにやられるくらいなら外に出さない方がいいと考えたのですが、その結果、(みなさんは恐ろしいと感じるかもしれませんが…)もう1か月ほどの間バトミントンのラケットでスズメバチを退治するという仕事を続けなければならなくなりました。

さて今回は、今美しい花を毎日次から次に咲かせている、ニチニチソウが育つようすを紹介します。