vol.17 - No.05 (2015年6月1日)
5月は上旬からずっと気温の高い日が続き、1ヶ月以上季節が早まってしまったようでした。前回にも書きましたが、秋まきの花たちには、暑さに戸惑う5月となったようです。実際、多くの花たちがいつもと違うようすになっていました。ふつうの年なら6月まで楽しめる花たちが、今年は5月の終わりを待たずに種をつけ始め、早々に枯れてしまいました。自分たちの生活サイクルを気温に合わせて判断したのでしょうか。観察用も含め、花を楽しもうと秋からプランターでたくさんの植物を育てていたのですが、すでに美しさを失ってしまい、がっかりしています。しかし、その代わりに、春まきの花たちが一斉に発芽しました。水やりには気を使いますが、元気に育っています。アサガオは、観察学習が追いつかないほどに成長しています。1学期のうちに観察学習が終わるだろうかと心配する必要はなさそうです。
さて今回は、今一斉に発芽し成長を始めた春まきの草花の中から、かわいい実をつけるオキナワスズメウリを紹介します。