vol.17 - No.24 (2015年4月15日)

横浜や東京では3月30日にサクラの満開を迎えました。例年より少し早かったので、新入生をサクラの花とともに迎えられるかどうか心配していましたが、何とか花の残る中で入学式を終えることができました。秋には落ち葉の片付けに大変となるのですが、花が開く10日あまりを楽しむために、多くの人が好んでサクラの木を育てます。面倒な世話をせずに開花のときだけ楽しみたいというのは、サクラの正しい楽しみ方ではないでしょう。満開を過ぎたサクラの回りでは、散った花びらを一生懸命片付ける人たちを多く見かけることができます。自分の都合だけを優先する考え方の人が多くなった今の時代ですが、そんな人たちの姿を見ていると少し安心します。

進級・進学・新社会人としてのスタートなど、4月は新しい生活に大きく羽ばたく時です。そこで今回は、そんな人たちと鳥の姿と重ね合わせ、水鳥たちが羽ばたく姿を中心に紹介することにしました。