vol.16 - No.16 (2014年11月15日)

我が家の庭のほぼ中央に、エノキが1本植えてあります。オオムラサキなどのチョウを育てようと思い植えました。エノキはオオムラサキの食樹です。同じ仲間のゴマダラチョウやアカボシゴマダラの幼虫もこの葉を食べて育ちます。この木のおかげで、オオムラサキとアカボシゴマダラを育てることができ、そのようすを撮影することができました。残すはゴマダラチョウなのですが、なかなか卵を見つけることができません。そのせいか、次第にエノキに気が回らなくなってしまいました。今はジャスミンとスズメウリがからみつき、つるで覆われてしまっています。スズメウリはエノキを覆いつくすだけでは事足りず、となりのリンゴの木、さらにそのとなりのウメの木にまでつるをのばし始めました。2階から眺めると、芝生を除く庭の3分の1をスズメウリが占めているように見えます。たった2株のスズメウリなのですが、育つ勢いには感心してしまいます。

さて今回は、ギンヤンマの羽化の2回目です。羽をのばすようすを中心に、飛べるようになるまでを紹介します。