vol.16 - No.09 (2014年8月1日)

夏も本番をむかえ、庭は雑草も含め茂り放題といったところです。キュウリやミニトマトなどの作物もよく育ってくれているのですが、私は農薬をほとんど使わずに育てているため、色々な虫たちもよく育っています。キュウリの実は、カメムシが汁を吸うために曲がってしまいます。ナスの実は、オオニジュウヤホシテントウにかじられて傷だらけ。加えて葉も穴だらけといった状態です。カメムシやオオニジュウヤホシテントウは手で捕まえて退治することで少しは被害を食い止めることができるのですが、今年はアオバハゴロモが大発生してしまい、とうとう薬を使ってしまいました。木の枝に綿のような白い粉がついているのを、見たことのある人も多いのではないでしょうか。それがアオバハゴロモの幼虫です。小さいものは綿ごみのように風に吹かれてふわふわと飛び、しばしば網戸などを汚します。大きくなると、目で体を確認することができるようになります。成虫は、東京ではバナナムシ、横浜ではハトポッポなどと呼ばれてかわいい姿をしているのですが、枝先につく幼虫の様子はなんとも異様です。

さて今回は、8月の暑い時に花盛りとなるフヨウの園芸種、スイフヨウを紹介します。