vol.16 - No.05 (2014年6月1日)

カリフラワーを収穫した後には、大きな葉が円く残ります。キャベツの仲間のカリフラワーの葉にはモンシロチョウが卵を産むだろうと考え、そのままにしておきました。すると、思ったとおりモンシロチョウが産卵し幼虫が生まれるようになりました。時間を見つけては卵が孵化する瞬間や小さな幼虫が葉を食べるようすなどの撮影を行っていますが、孵化の瞬間にはなかなか出会えません。そんな中、カリフラワーやアブラナの植えてあるところに2羽のシジュウカラがやってきて、モンシロチョウやガの幼虫をせっせと捕まえていく姿を見かけました。そこで、後を追ってみると、うらのカキの木のしげみに入り込んでいきます。そこには子どものシジュウカラが泣き声をあげながら口をあけていました。急いでビデオカメラを用意したのですが、セットしてピントが合ったところで親子は姿を消してしまいました。自然のようすをありのままに撮影することは、なかなか難しいものです。

さて今回は、カリフラワーの2回目です。花蕾(からい)がつぼみらしくなり、花が咲いて実ができるまでのようすを紹介します。