vol.16 - No.02 (2014年4月15日)

横浜ではサクラの花もすっかり散ってしまいました。ですが、冬には枯れたような姿だった落葉樹たちに美しい緑の葉がつき始めました。今年も生き物たちが元気に春を迎えることができ、活発な姿を見せてくれたことにほっとしています。あわただしかった新年度のスタートもひと段落。再生を果たした新緑の木々を眺めながら一息ついている先生も多いのではないでしょうか。再生と言えば、夢の再生医療がまた一歩前進かと新年のスタートでは期待が高まったのですが、残念ながら今は何がどうなっているのかわからなくなってしまいました。とはいっても、科学の進歩はこれからもさまざまな分野で確実に発展していくことでしょう。失ってしまった体の再生を簡単にやってのけるウーパールーパーやプラナリアから、何かを学び取り応用することができたらなどと思います。

そこで今回は、再生をテーマにしました。手も足もそして尾までも食べられてしまったウーパールーパーが失ってしまった体を見事に再生させたようすを紹介します。