vol.15 - No.23 (2014年3月1日)

昨年8月より介護状態になっていたモルモットが、2月16日の正午ごろに息をひきとりました。朝はまだ歩くことができていたのですが、ミルクと牧草の流動食を与えても口が動かず、目もとろんとしていました。もうだめかなと思いながらも、用意した餌の半分以上を口の中に流し込んで、牧草を敷いた飼育ケースの中に戻しました。鈍い動きではありますが、ケースの中でも自分の好みの場所に移動していました。あと何日もつだろうかと思うようなようすでしたが、それから2時間後、腰がぬけたように横たわっていました。バランスの悪い姿勢で横たわる体を起こしたとき、もうこれはだめだなと悟り家族と共に見送りました。日に5〜6回流動食を与えながら過ごした半年は、とても長く感じました。人間以外の生き物は、病気をしたら自然にまかせる。これまではそのように考えてたくさんの動物と過ごしてきたのですが、これからは少し変わってしまいそうです。年をとった自分を感じています。

さて今回は、冬野菜の中からカリフラワーを選びました。実は、食用にする部分がどのように花となっていくのか私自身も分かっていません。まだ撮影途中なのですが、まずは1回目として食べごろになるまでのようすを紹介します。