vol.15 - No.10 (2013年8月15日)

6/15号で、ヒキガエルのオタマジャクシが小さな子ガエルとなって上陸した話をしました。その時、そのヒキガエルたちの中で、何匹が大きく育つことができるだろという話もしたのですが、我が家の庭では思いもよらないことが起こりました。今まで何度かヒキガエルの卵を池に入れておいたことがあるのですが、大きく育ったヒキガエルを見ることは多くありませんでした。(実際には、数匹育って卵を産むものもいたのですが。)しかし今年は、5月の上陸以降、朝夕水まきをするたびにヒキガエルの子どもがあちこちから飛び出しピョンピョンとはね回るのです。体長が1cmほどでほとんど育っていないものから、2cm、3cmと様々な大きさのものがいて、庭ばかりでなく家の周りのいたるところに出没するのです。30匹〜50匹、いやもっといるのかもしれません。ヒキガエルばかりでなく、アマガエル、ヤマアカガエル、カジカガエルにモリアオガエル、そして春先に大変うるさく鳴き続けたシュレーゲルアオガエルもどこかにいるはずなので、我が家はカエル屋敷となってしまいました。餌の虫にも限りがあるので、ヒキガエルは捕まえて生活できそうなところに移してあげようと考えています。

さて今回は、カエルになりたての子ガエルの餌にちょうどよい大きさの昆虫、マダラスズの2回目です。成虫の姿を中心に紹介します。