vol.14 - No.10 (2012年8月15日)

7月下旬からあまりに暑い日が続くせいか、ついつい心地よさを求めてホタルが舞う山あいの小川を思い浮かべてしまいます。去年の今頃は、夏の暑さでホタルの幼虫が死んでしまうのではないかと水温を気にしながら過ごしていました。冷却効果のあるベルチェ素子を使った水温調節装置まで作ったことを思い出します。結局その装置を使わなくても幼虫は育ちました。手間はかかりましたが思っていたほど難しくなかったので、ホタルの飼育が身近なものとなりました。もう一度じっくり時間をかけて飼育し、庭にたくさんのホタルを飛ばすことができたらと考えるのですが、他にもやりたいことが山積みで、予定を立てるのに四苦八苦しています。

さて今回は、ゲンジボタルの3回目です。大きくなった終齢幼虫が陸に上がってさなぎになるまでのようすを紹介します。