vol.14 - No.04 (2012年5月15日)

イモリとヤモリは名前が似ているため、混同されやすい生き物です。ちょっと見たところでは姿も似ていると思う人も多いようです。ところが、イモリの方は水の中に入ったり出たりと、カエルやワニのような生活を送っています。それとはまったく異なり、ヤモリは薄暗い壁のすき間などのかわいたところにすんでいます。学校でも、ニワトリやウサギの飼育小屋などでひっそり暮らしていて、ときどき子どもたちに見つかっては、大さわぎされたりします。土があって草や木が生える場所は、小さな生き物たちの大切な生活空間となっています。特に学校の回りでは、そんな小さな空間を確保できるように配慮したいものです。

さて今回は、暖かい季節となり姿を見かける機会も増えてきましたので、そのヤモリが育つようすを紹介します。