vol.13 - No.14 (2011年10月15日)

3年生の理科の学習で観察を続けてきたホウセンカは、9月にはほとんどの花が実になりました。そして、10月にはすっかり枯れてしまいました。そのホウセンカの観察を子どもたちがしていたとき、ある昆虫が葉についていて大騒ぎになったことがあります。セスジスズメの幼虫です。後尾に長いアンテナのついた新幹線のようで、子どもたちにとっては驚くべき姿だったのでしょう。何とも奇妙な幼虫に教室中がパニック状態となり、ホウセンカの観察どころではなくなってしまいました。

スズメガには、シモフリスズメ・エビガラスズメ・ベニスズメ・コスズメ・オオスカシバなどいろいろな種類があります。種類によって幼虫の模様や色は違いますが、どの幼虫も姿は新幹線のようで人目を引きます。そのため、幼虫を見つけた子どもたちは、すごいものを発見したとばかりに報告してきます。

そんなスズメガの中から、今回はセスジスズメの幼虫が成虫になるまでの様子紹介します。