vol.13 - No.04 (2011年5月15日)

春の子育てシーズンも、終盤をむかえるころとなりました。ツバメの子が大きく口をあけて餌をねだる姿など、町中でも何とか目にすることのできるものがあります。そんなツバメたちの様子を見ていると、親は子のために命をかけて餌を運び養っています。命の基本は新しい命を生み出すところにあります。人間も例外ではなく、本来は自分が生まれたら必ず次の命を生み出さなくてはなりません。しかし、今の日本はだいぶようすが違ってきているようです。春になると、よくこんなことを考えるのですが、今年はいつも以上に命について考えるときとなってしまいました。

私事ではありますが、4月末に父を亡くしました。私の父は、自分の楽しみなどほとんど持たず、ひたすら母と子を養うために働き続けた人でした。そんな父の存在を顧み、こういう生き方が命本来の姿を全うするということなのかなと感じています。

さて今回はゴールデンハムスターの第2回目です。生後1週間から3週目までの様子を紹介します。