vol.12 - No.12 (2010年9月15日)

動物の赤ちゃんは、自然界のきびしい弱肉強食の中で、弱者の子であるか強者の子であるかなどによってさまざまな生まれ方をします。親の手厚い保護が受けられる場合と1匹で生きていかなければならない場合とで大きく異なるので、生まれたときに何もできない赤ちゃんもいれば、生まれてすぐに自分から餌をみつけて生きていく赤ちゃんもいます。同じように卵から生まれる赤ちゃんでも、昆虫・両生類・は虫類と鳥類とでは親のかかわり方が大きくちがっています。また、親が育児活動をする鳥類でも、ニワトリ・アヒル・カモの仲間とハトやスズメの仲間では、そのようすはだいぶちがいます。生まれて毛がかわくとすぐに走り回り自分で餌をついばむ赤ちゃんもいれば、毛も生えておらず目すら見えない赤ちゃんもいるのです。

今回は、鳥の2種類の赤ちゃんを紹介することにしました。赤ちゃんという表現で紹介しますが、生まれてすぐの画像ばかりではありません。画像はできるだけかわいいものを用意しました。