vol.11 - No.06 (2009年6月15日)

今年、私は3年生を担任しています。教室では今、たくさんのカイコを飼育しています。子どもたちは、2年生まで使っていた算数セットの色板カードが入っていたケースの中に2〜4頭の幼虫を入れて、餌を食べるようすや脱皮をするようすなどを観察しています。私の学校は町中にあるので、モンシロチョウの卵や幼虫をたくさん手に入れることが難しいのです。そのため、もう十年以上も毎年カイコを飼うようにしてきました。今、そんなカイコと一緒にモンシロチョウやアゲハチョウも育てています。5月にはモンシロチョウが、6月に入ってからはアゲハチョウが教室内を飛び回るような様子になっています。やはり、実物をしっかり見せて学習を進めたいものです。

さて、前回は一回ぬけてしまいましたが、今回はキアゲハの4回目として蛹から羽化するようすを紹介します。