vol.10 - No.24 (2009年3月15日)

3月も半分終わり、あとわずかで卒業生を送り出す小学校では、準備に忙しい毎日が続いていることでしょう。そればかりでなく、4月からスタートする新しい年度に向けての準備もまた大変です。日に日に春の訪れを感じさせるこの時季ですが、多くの先生方にとっては、そうした自然の中での変化を感じとっているひまなどないというのが実情のようです。先生方を取り巻く環境は年々きびしくなっています。理科離れに歯止めをかけたいという思いの中で、今回でまる十年を迎える「おおきくなあれ」を、今後もがんばって続けていきたいという気持ちがさらに強くなりました。命が活気づくことの喜び、自然のすばらしさや大切さを、子どもたちに伝えることができる先生が一人でも多くなることを期待します。

さて今回も、2/15号に続きキアゲハを紹介します。第2回目は、小さな幼虫が蛹になる直前までのようすです。