vol.10 - No.10 (2008年8月15日)

2004年の11月と12月にツマグロヒョウモンが育つようすを紹介しました。本来なら自宅の庭で発見できるようなチョウではないのですが、当時はあまり深く考えずに、夏の猛暑が原因ではないかなどと書きながら紹介をしました。しかし、その後も横浜で、たくさんのツマグロヒョウモンを見つけることができました。他にも、ナガサキアゲハやアカボシゴマダラといったチョウも見かけるようになり、もう猛暑が原因ということだけでは片付けられません。地球の温暖化が進み、平均気温が上昇し、横浜でも南の国のチョウが越冬できるような状態になってしまったという現状を受け入れざるを得ません。今年の7月末には、家の近くのクヌギの木で2頭のアカボシゴマダラがならんで樹液を吸う姿を目撃してしまいました。

そこで今回は、いつもの「おおきくなあれ」とは違った目線で、本来横浜では撮影できるはずのないチョウを特別版として紹介します。紹介する画像は、すべて横浜で撮影したものです。