vol.10 - No.04 (2008年5月15日)

3年生の理科では、植物や動物についてたくさんの学習が行われます。動物については昆虫の学習が中心で、モンシロチョウの飼育を行いながら育つようすを詳しく学びます。モンシロチョウは身近な昆虫ですが、卵をたくさん手に入れることが簡単ではないうえに、幼虫を飼育するときにはアオムシコマユバチの寄生に配慮する必要があるなど、いくつかの問題点があります。そこでモンシロチョウの代わりに、一度にたくさんの卵を入手することができるカイコを育てる学校もあります。カイコなら、卵が丈夫で扱いやすく、いつ孵化するかが予測できる(数日なら調整することができる)など、いくつもの利点があります。

今頃からが、ちょうどカイコの育つ時期になります。そこで、今回から3回(5/15、6/15,7/15)に分けてカイコが育つようすを紹介します。