vol.9 - No.08 (2007年7月15日)

5月から6月は、ミツバチを飼う人にとっては大切なときです。養蜂家の間では、この期間を流蜜期と呼んでいます。文字どおり、流れるほどに蜜の集まる時期ということです。一年間の世話に対してどれだけの収穫が得られるかが、この時期の過ごし方にかかっています。今年の関東地方はやや暑すぎましたが、雨の日が少なく、天気としてはまずまずでした。あとは、外に出て蜜を集める働きバチが巣の中にたくさんいて、花がたくさん咲いていれば、蜜はたっぷり集められるということになります。

今回は、せっせと蜜集めに精を出す働きバチが幼虫から成虫まで育つようすを紹介します。