vol.8 - No.04 (2006年5月15日)
4月も終わる横浜の野原では、ベニシジミの姿を多く目にします。もちろん、キャベツ畑やアブラナの咲くところで多く見かけるのはモンシロチョウですが、雑草のしげる野原では元気に飛び回るチョウのほとんどはベニシジミです。時にはベニシジミに混じって、ツマキチョウやウスバシロチョウに出会えることもあります。そのようなチョウの成虫たちはみな、寒い冬を乗り越えてきたものたちばかりです。そして、次の新しい世代に命をつなぐために、精一杯産卵活動を行います。
そんな命の活動が盛んになる5月ですので、今回は前々回(4/15)に続きベニシジミが成虫になるまでのようすを紹介します。