vol.6 - No.24 (2005年3月15日)
夏の暑さも冬の寒さもそれぞれにきびしかった2004年度。横浜でも例年になく雪がたくさん降り、気象面で快適な生活が少々損なわれたように思います。とは言っても昔に比べれば、科学の進歩により、人の生活は格段に快適になっています。いくら外が寒くても家の中は暖かく、きびしい寒さから簡単に逃れることができます。私の部屋も暖かく、羽化したモンシロチョウが舞ってしまって、餌を与えるのが大変などという贅沢な悩みをかかえるほどです。(飼育していた幼虫が蛹になるときにケースから逃げ出し、家具などの裏で蛹になって冬越ししています。その蛹が、部屋の中が暖かいため、屋外より早く羽化してしまうのです。)新しい年度も、多くの命とともに心豊かな1年を過ごしたいものです。
さて今回は、モンシロチョウが蛹になるときのようすを中心に紹介します。2002年度3月15日号の「モンシロチョウ(羽化)」と合わせると、成虫になるまでのようすを詳しくご覧になれると思います。