vol.5 - No.21 (2004年2月1日)
マメ科植物の多くは、秋に種が発芽して冬に育ち、春早くから花を咲かせて実をつけます。ソラマメやエンドウ、そして野生ではレンゲやシロツメクサなどがその仲間です。冬の中でも一番寒い2月をすぎると急に体を大きくし、3月や4月には花を咲かせて実をつけます。体を低くして寒さに耐えていたソラマメやエンドウが大きく成長するときが、もう少しでやってきます。畑にも活気がもどってきて、春が近いことを知らせます。
今回は、そのマメ科植物の中から、野原でよく見かけるカラスノエンドウを紹介します。