vol.5 - No.02 (2003年4月15日)

サクラの花も終わり、だいぶあたたかくなって野原や公園に出かけやすくなりました。最近は、自然をできるだけ残した公園も増え、ひと頃と比べ田や池などに親しむことが容易になったように思います。そんな公園の池がいつもに比べて活気づくのが、4月から5月にかけてです。それは、たくさんのオタマジャクシが生まれて育つ時期だからです。ほとんどがヒキガエルのオタマジャクシですが、アカガエルやアマガエル、またシュレーゲルアオガエルのオタマジャクシもいます。

 そ今回はその中から、アカガエルが育つようすを紹介します。オタマジャクシからカエルになるまでの変化が大きいので、今回と次回の2回に分けて紹介します。第1回目は、卵がオタマジャクシになるまでのようすです。