vol.4 - No.12 (2002年9月15日)

今年は、私にとっては節目の年なので、心に残る夏休みを過ごそうと思いました。そこで、いつもの年以上あちこちの山を歩き回り、たくさんの写真を撮りました。夏休みの終わりまでに3000枚ほど撮影し、コンピュータの中は画像データであふれてしまいました。その処理が夏休みだけでは終わらず、9月の中旬までかかり、それがやっと終わったところで、この原稿を書いています。

そんな夏休みに、沖縄などの南の国にすむシロオビアゲハの卵を見つけました。そして、ラッキーなことに、ちょうど孵化するところを撮影することができました。ふつうのアゲハの幼虫とあまり変わるところはないのですが、今回は関東地方では見ることができないシロオビアゲハの幼虫誕生のようすを紹介します。