vol.3 - No.22 (2002年2月15日)

野生のカブトムシは今、林の腐葉土の中で幼虫の形で冬眠していることでしょう。夏の間は子どもたちの関心を集めたカブトムシですが、今は忘れ去られた存在です。もし、夏に飼っていたカブトムシが卵を産み、その卵からかえった幼虫が飼育ケースに入ったままになっているようでしたら、中のようすを見てあげてください。腐葉土が食べつくされていたり、からからに乾いていたりするかもしれません。

冬の一番寒い2月。今回は、この時期に紹介するにふさわしい動物を用意することができませんでした。そこで、カブトムシがさなぎになるとき(蛹化)のようすを紹介することにします。