vol.2 - No.24 (2001年3月15日)
私のよく行く小さな小川の流れる畑と林のある谷戸には、カラスザンショウの木が何本もあります。大きな数本の木は、元火薬工場があった敷地内にあって、人が近づけないようになっていました。クロアゲハやカラスアゲハが育つには都合がよいだろうなと思っていたのですが、とうとうその工場の跡地も開発されて建物が建つことになりました。野生動物の生活の場はぐんと狭められてしまいます。早めに映像としてしっかり記録を残さなければと思うのですが、思うように進みません。今回羽化のようす紹介するカラスアゲハは、もうすぐ切られてしまうと思われるカラスザンショウの木で捕まえました。
冬の変身シリーズは、今回でひとまず終わりになります。